人材育成
Human resources development
人材育成の考え方
日本ペイントグループでは、社員と会社が共に成長し続ける状態を目指して、「事業成長のため、意欲ある社員が成長し続けられる機会と、多様性を取り込む環境を提供し、自立型人材を生み出し続ける」を人材育成方針として掲げています。社員本人の成長意欲をベースに、会社と社員のニーズを踏まえた学びの機会を提供することによって、学び続ける・成長し続ける人材を輩出することを目標として、人材育成に取り組んでいます。

育成の基本はOJT
社員の教育・育成の基本は職場でのOJTにあると考えています。例えば、新卒の新入社員には担当の先輩社員が指導する「OJTリーダー制度」を導入しています。制度として運用されているのは入社1年目だけですが、OJTリーダーと本人の関係性が2年目以降も続くことがほとんどで、職場でのOJTが根付いた風土の醸成に繋がっています。
また、職場でのOJTの効果を高める上でOff-JT(研修など)も大変重要な機会であると捉えています。Off-JTでは、スキル習得だけでなく、各個人のキャリアステージに応じて必要なマインドの醸成などもテーマとなります。その中でも特に最近では、職場で部下に指導を行う上司に対して、部下とどのようにコミュニケーションを取るべきかといったテーマに力を入れています。
職場での上司・部下のコミュニケーションを通じたOJTを教育・育成の基本としつつも、上司と部下の双方を会社・人事がバックアップしていく体制を強化することで、グループ全体の人材育成のスピードを加速させることに取り組んでいます。

代表的な研修事例
階層別研修
等級や職位などの階層ごとに求められる役割に基づいて、その時点で必要なスキル・マインドを身につけてもらうために実施しています。
▼実施事例
・新入社員研修/フォローアップ研修
・若手研修 JLP(Junior Leadership Program)
・中堅研修 MLP(Middle Leadership Program)
・新任幹部職研修
選択型研修
日本ペイントグループで業務を行う上で必要なスキル等を年間で複数テーマ実施しており、社員が自ら選択して受講することができます。
▼実施事例
・キャリアデザイン研修
・マーケティング研修
・会計財務研修
管理職研修
組織運営の要である管理職のマネジメント力向上を目的に、対象者とテーマを替えながら、毎年、管理職向けの研修を実施しています。
▼実施事例
・育成コミュニケーション研修
・評価者研修
・1on1研修

研修以外にも、社員の学びの意欲に応えるために、会社から様々な機会を提供しています。
自己啓発支援
会社が契約する通信教育では、資格の取得やITリテラシー向上などを目的に、社員が自ら選択して受講することができ、一定の要件を満たせば会社から支援金(受講料の一定割合)が支給されます。
また、オンライン動画学習サービスを期間限定で無料で利用できるようにする取り組みなども実施しています。
語学学習
会社が契約するオンライン英会話・中国語会話サービスを利用することができ、一定の要件を満たせば会社から支援金(受講料の一定割合)が支給されます。
また、年に1回、TOEIC IPテスト(オンライン)を無料で受講することができ、社員が毎年スコア目標を決めながら、意欲的に学習できる環境づくりに取り組んでいます。